アメリカ田園墓地の研究
生と死の景観論
19世紀アメリカに登場した墓地の一大革命である田園墓地。英国風景庭園にレイアウトされたピクチャレスクな景観は、人々の心を捉え、観光名所となって各地に広がった。本書は、このユニークな田園墓地を多角的視点から考察し、その景観に織り込まれた様々な意味を読み解き、文化現象としての田園墓地を浮かび上がらせる。
第一章 一九世紀アメリカの死の賞揚 一 ワシントンの死/二 追悼画の流行/三 死に思いを巡らす感傷 第二章 田園墓地の誕生 一 田園墓地以前の墓地改革/二 田園墓地の特徴/三 田園墓地と園芸との関わり 第三章 マウント・オーバーン霊園 一 背景としてのボストン/二 ジェイコブ・ビゲロー/三 マウント・オーバーン霊園の誕生 第四章 アメリカの「聖地」の創造 一 聖地となった田園墓地/二 地形的特徴─川と丘と道 第五章 文化施設としての田園墓地 一 彫刻の美術館としての田園墓地/二 墓地から公園へ 終章 写真
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