夢の時を求めて
宗教の起源の探究
デュルケム、ミュラー、フロイトのテクストを再読し、宗教の起源に内在する論理の矛盾をポスト構造主義の立場から分析する。原書は英語で書かれているが、著書はアメリカで活躍する新進気鋭の日本人宗教学者である。
謝辞 序論 失われたオリジナル─機械的複製時代の神話と儀礼 「社会」対「差異」─デュルケムのシャドーボクシング (聖についての二つの命題/全体化/産出/トーテミズムの読み直し/起源/血統) 偶然の神話学─作業場の内外のマックス・ミュラー マジック・メモに書かれた歴史─時を据え直すフロイト フロイトと始源(始めに結末ありき/応用、アナロジー、考古学/過去からの呼び声に答えて) 狼男の教程(審判の日/むかしむかし、ある日とある日のこと/現実性の問題/失われた去勢/排除されたものの回帰) 他
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