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福島原発事故に対する省察

福島原発事故に対する省察

「福島原発事故」について、研究者や当事者が「特に明確に自己言及を意識した省察」を寄稿。科学技術社会論の新たな視座を提示する。

著者 科学技術社会論学会
ジャンル 書籍 > 自然科学 > 自然科学一般
シリーズ 科学技術社会論研究
出版年月日 2016/05/30
ISBN 9784472183126
判型・ページ数 B5・268ページ
定価 本体4,600円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

原子力技術や原子力政策に関する諸研究に深く関わる執筆者のほか、当事者性を強く持つ執筆者が、学会内外・国内外を横断して幅広く寄稿する。「福島原発事故」について「特に明確に自己言及を意識した省察」を記録。「3・11」と向き合う多様な分野の人々を結びつけ、科学技術社会論が切り込むべき視角・視座を浮き彫りにする。

《特集=福島原発事故に対する省察》
福島原発事故に対する省察―特集にあたって(神里達博・寿楽浩太)

《事故を見つめる目》
福島事故から4年半―日本は失敗から学べているか?―(鈴木達治郎)
福島原発事故のいっそうの教訓化を求めて(伴英幸)
原発過酷事故に如何に対処するか(吉岡斉)

《技術者からの問いかけ》
原子力研究者の一人としての問い―STS研究者へ―(北村正晴)
不確かであっても安全が保たれているということ(山口彰)
原子力技術者は倫理を持ち得るか―技術士「原子力・放射線部門」の10年―(桑江良明)

《「立場」をめぐる議論》
福島第一原発過酷事故による被害とリスク・コミュニケーション―被災地からの視点―(八巻俊憲)
東日本大震災として考えるということ―「原発事故」が奪っていったもの―(標葉隆馬)
ただ「加害者」の傍らにあるということ―福島第一原子力発電所事故とJR福知山線事故 2つの事故の経験から―(八木絵香)

《法と制度》
原子力の専門分化による全体性の喪失―法学的視座から―(交告尚史)
3.11と第四期科学技術基本計画の見直し(小林傳司)
原子力安全規制の課題と対応(城山英明)
『通商産業政策史』にみる原子力技術(塚原修一)

《内省するSTS》
学者としての責任とSTS(藤垣裕子)
優先順位を間違えたSTS―福島原発事故への対応をめぐって―(佐倉統)
STSと民主主義社会の未来―福島原発事故を契機として―(佐藤恭子)
STSと感情的公共圏としてのSNS―私たちは「社会正義の戦士」なのか?―(田中幹人)
わが国STSの四半世紀を回顧する―科学技術社会論はいかにして批判的機能を回復するか―(中島秀人)

《原著論文》
テクノ・パブリックの自律―福島原発事故再考―(本田康二郎)
科学の不定性と専門家の役割―原子力施設の地震・津波リスクと放射線の健康リスクに関する専門家間の熟議の試みから―(土屋智子、上田昌文、松浦正浩、谷口武俊)
Risk Governance Deficits in Japanese Nuclear Fraternity(谷口武俊)

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