専門職の報酬と職域
近年、専門職は、隣接領域との業務重複や報酬の低下など、大きな社会的変動の中におかれている。本書では、医師・弁護士・教員など9つの集団をとりあげ、報酬と職域に焦点を絞り、それを維持するための戦略を論じることから、日本独自の専門職のあり方を考察。現在の議論に新たな視点を提供し、今後の研究に一石を投じる。
(執筆者)
橋本鉱市(はしもと・こういち)
石井美和(いしい・みわ)
井本佳宏(いもと・よしひろ)
齋藤崇徳(さいとう・たかのり)
白旗希実子(しらはた・きみこ)
鈴木道子(すずき・みちこ)
高橋哲(たかはし・さとし)
丸山和昭(まるやま・かずあき)
第一章 問題の所在と本書の概要
第二章 医師――「家業」再生産と専門職化との葛藤
第三章 弁護士――仕切られた制度における自由専門職
第四章 聖職者――奉仕の業の社会的変容
第五章 義務教育学校教員――労働運動による専門職待遇の実現を目指して
第六章 高等学校教員――「灯火」としての独自給与体系
第七章 管理栄養士――実質的業務独占・職域確保に向けた職能団体の主張
第八章 看護師――量の確保という桎梏
第九章 保育士――福祉領域の教育職という困難
第一〇章 社会福祉士――曖昧な業務からの報酬(職域)確保運動
第二章 医師――「家業」再生産と専門職化との葛藤
第三章 弁護士――仕切られた制度における自由専門職
第四章 聖職者――奉仕の業の社会的変容
第五章 義務教育学校教員――労働運動による専門職待遇の実現を目指して
第六章 高等学校教員――「灯火」としての独自給与体系
第七章 管理栄養士――実質的業務独占・職域確保に向けた職能団体の主張
第八章 看護師――量の確保という桎梏
第九章 保育士――福祉領域の教育職という困難
第一〇章 社会福祉士――曖昧な業務からの報酬(職域)確保運動
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