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美術館とナショナル・アイデンティティー

美術館とナショナル・アイデンティティー

さまざまな時代や地域での美術館と社会の関係から、他者と出会い、開かれたアイデンティティーを生み出す美術館の可能性を探る。

著者 吉荒 夕記
ジャンル 書籍 > 社会・文化
出版年月日 2014/11/25
ISBN 9784472404924
判型・ページ数 A5・416ページ
定価 本体4,800円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

美術館はたびたび国家権力と結びつき、国民意識の形成に利用されてきた。裏を返せば、美術という表現形態は、観る者に強くうったえ、優れたコミュニケーションをもたらし得る。本書では、さまざまな時代や地域における美術館と社会の関係を論じつつ、他者と出会い、開かれたアイデンティティーを生み出す美術館の可能性を探る。

序章

第一章 美術館以前・国家以前・近代以前
 第一節 響き合う宇宙につなげて――十五から十六世紀
 第二節 表(タブロー)の上に名指されるもの――十七から十八世紀
 第三節 近代への序奏

第二章 ルーヴルと国民の創出――フランス、十八世紀後半から十九世紀初頭
 第一節 開かれたロイヤル・コレクション
 第二節 ルーヴルの誕生
 第三節 ユニヴァーサル・ミュージアム

第三章 近代性と反近代性のはざまで――明治期日本
 第一節 仕立てられた鑑賞
 第二節 物の分類と秩序化
 第三節 美術・歴史・日本国民
 第四節 天皇制とミュージアム

第四章 虹の国の美術館――南アフリカ、十九世紀末以降
 第一節 多民族国家の歴史的背景
 第二節 アパルトヘイト以降の表象と社会の反応
 第三節 多文化社会に生きる人々と美術館 課題と可能性

第五章 近/現代美術とグローバリゼーション――英国、十九世紀末以降
 第一節 英国美術のための美術館――テート・ギャラリー
 第二節 インターナショナル・アートのための美術館――テート・モダンを中心に
 第三節 グローバル社会における文化受容とアイデンティティー

終章 アイデンティティーの行方と美術館/ミュージアムの可能性
 第一節 美術館成立とアイデンティティー形成のメカニズム
 第二節 ミュージアムをめぐる近代再考
 第三節 展示における近代性の見直し
 第四節 二十一世紀の国民国家と美術館/ミュージアムの社会的意義

引用・参考文献

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