オンデマンド版 公共のための科学技術
生命技術,環境問題,遺伝子組み換え作物,原子力発電所事故など,科学技術に起因する社会問題が山積している。信頼できる「真理」をどこに誰に求めればいいのか。専門家と市民が協力して問題解決にあたる場をつくるには。現代社会において科学技術はどうとらえればいいのか,科学技術と社会のよりよい関係を考える。
理論編 科学技術と公共性(小林傳司)/科学的合理性と社会的合理性――妥当性境界(藤垣裕子)/専門性と共同性――社会的認識論の観点から(木原英逸) 事例編 科学と法の界面(松原克志)/リスクの政治学(平川秀幸)/公共の場での問題解決(廣野喜幸)/社会的意思決定への市民参加――コンセンサス会議(小林傳司)/専門家と非専門家の協働――サイエンスショップの可能性(平川秀幸)/現場科学の可能性(藤垣裕子)/Linux開発(調麻佐志)/知的財産権の政治学(大塚善樹)/他
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定価 3,850円(税込)