オンデマンド版 教育愛と教師の権威
教育は専門の教育者にのみに限らず、成人した人間の誰しもが関心をもち、さらに同じ国民として共同の責任を感じなければならない重大事である。著者が学者として研究と思索をつないできた教育上の主要な問題を取りあげ、広い意味で哲学の立場より、解釈ならびに批判を加えた警醒の書である。
教育における権威と教育愛 小原國芳「全人教育」の理念について 教養としての哲学 開いた文明と閉じた文明 歴史の終点と原点 男性的文化と女性的文化 文明社会とプライバシー保護──現代文明の迷路 日本人の国際政治感覚 新兵器の逆説と軍縮及び平和問題 「相討ち」の剣法と「相抜け」の剣法 種々の公害 日本株式会社 生涯教育と政治教育 護憲論の本物と偽物 政治のパラドックス 「教育基本法」における人間観の欠陥 二種の交通道徳 第三の道
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